４歳 便秘 対処のカテゴリ記事一覧

自分自身が何気なく行っていることでも、記録をつけることである一定のパターンや、改善点が見えてきます。

実は、便秘解消にも記録するということが役立ちます。

小学生の子供を持つ意識調査で、子供が便秘なのにもかかわらず、
毎日問題なくうんちが出ていると思い込んでいる親は５０％以上にのぼります。

つまり、見てないわけですよね。

なのでうんちの記録です。

別に書き方はどうやってもいいのですが、以下の点を記録しておくといいでしょう。

○うんちの量・回数

○うんちが出た時間

○お腹の状態

○食事内容（３食）

○その日にあったこと

これらを記録することで、便秘になりやすいパターン。
あるいはこうしたらうんちが出やすいというパターンが見えてきます。


もちろん、２，３日でパターンは見えてこないので、それなりに長期間記録することが必要です。
そう考えると面倒だな・・・と思いますよね。


ちゃんと続けられるだろうか・・と心配になります。
でもまずは、２１日間やってみるといいです。

人間が習慣になるまでかかる時間が２１日間と言われています。
習慣になってしまえば、やらない方が気持ち悪くなります。

歯磨きと同じです。

それに、案外、新しい発見があって楽しいかもしれませんよ。

便秘を起こす原因は様々です。
しかし多くの場合は、病的なものではなく、最初は軽いものです。

ところが便秘なんて放っておけば治る。とか、逆に子供が一日でもウンチが出ないと、
すぐに病院に駆け込み、下剤を処方され、常用するのも便秘をより重度にしてしまう原因です。

意外かもしれないですが、便秘を示す重要なサインは、便意がなくなることです。

健康な人であれば、S字結腸にウンチが入ってくると便意を感じますが、
下剤を長いこと服用している人は、便意でなく腸管の刺激で便を押し出すので本来の便意とは違います。

特に、子供の場合は安易に下剤に頼らないように親に正しい知識が必要です。
なぜなら、大人なら自分で対策することができますが、子供は食生活に気をつけることもできないわけです。

子供のウンチは、ただ出せばいいものではありません。
良いウンチを出し、腸を活発にすることを目標にすべきです。

詰まったものを出すという発想だけだと。それこそ下剤でいいわけです。
しかし、それでは根本的に便秘は治りません。