大人に多い便秘・・日常でも便秘という会話が出てくるくらいあまり重大とかんがえる人はいません。。
子供の便秘でも、大人と同じように大したことない、そのうち治ると考えがちです。
しかし
便秘とは、腸内環境が悪化した重要なサインです。
腸内環境がいいのか悪いのか、カギを握るのが胃や腸にいる100兆個とも言われている腸内細菌です。
身体に有益な働きをするのが善玉菌、有害な働きをするのが悪玉菌です。
赤ちゃんの時の腸ってほぼ無菌状態です。
そして徐々に菌が増えていきますが、そのとき増えるのは、圧倒的に善玉菌です。
母乳には善玉菌であるビフィズス菌の餌となる、乳糖というものがたくさん含まれていますからね。
なので、授乳中の赤ちゃんのうんちってあまりニオイがしないのはこのためです。
やがて、離乳食が始まり、いろいろなものを食べるようになると、
腸の環境は激変し始めます。
当然、野菜から肉や魚、油物まで食べるようになってきますからね。
ひとたび腸内で悪玉菌が優勢になってしまうと、老廃物が増えてしまい、
下痢や便秘といった便通異常が起こります。
そして活性酸素も発生。
それが腸の細胞を刺激して、ますます腸内細菌バランスを崩すので、免疫まで低下しはじめます。
つまり、病気にかかりやすくなるのです。
腸はただうんちを出すところではなく、体の免疫系の60%を担っている器官ですからね。しかし、病院に行くと、医者は便秘を病気とは認識しません。
だからうんちが出ないのであれば、下剤で出すという発想です。
それでもでなければ、平気で下剤の量を増やします。
しかしそれが、さらに便秘を悪化させる原因なのです。
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