最近は便秘の子供が増えていますが、その原因のひとつとなってしまっているのが
下剤です。
うんちを出すための下剤が便秘を引き起こすってどういうことでしょうか。
子供の便秘で困って、病院を受診するとほとんど下剤を出されるわけです。
で、お医者さんがいいと言っているのだから・・と子供に下剤をあげてしまいます。

もちろん、便がずっと腸内にあるのは危険ですからやむなく使う場合もあるでしょう。
しかし、
下剤を常用していると、腸の機能が弱まり、自分で排泄する力がなくなります。
ですから、結局便秘を解消するつもりが便秘の危険を招くものを飲ませてしまうことになるのです。
ちなみに病院は、便秘を病気として認識していません。
だから
「うんちが出なくて困っているのだから、出せばいい」という発想で下剤を出します。
そこに、子供の腸を元気にして、自分でうんちを出せる状態にしてあげようという発想がないのです。
通常、下剤を1年間以上常用していると自分でうんちを出す力がなくなると言われています。
もう、下剤なしではうんちができない身体になってしまうわけです。
腸が弱いということは、実は子供の一生に関わります。
便秘で苦しむのみならず、腸は体の免疫系の多くを司っているわけですから、
病気になりやすく、活力のない人生を過ごすことになります。
便秘だから下剤を使うという単純発想の前に、本当に安全なのか?
本当に子供の幸せにつながるのか?ということを親は勉強しなければなりません。
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