食物繊維って便秘にいいとは聞きますが、具体的にどうやって働いてくれるのでしょうか?
食物繊維は腸に入ると、その吸着性や粘性で、毒をキャッチし保水性によって毒を薄め、かさを増してくれることでうんちとして体の外に排出してくれます。
なので、
食物繊維を摂ることで、悪玉菌の活動を抑制してくれる一方で、善玉菌であるビフィズス菌の増殖を促してくれて、腸内環境バランスを整えてくれます。その結果、
腸が元気になり、免疫力も向上します。一昔前まで、食物繊維は役に立たない栄養素と言われていたのですが、最近では便秘解消のほか、大腸がん予防に効果的として注目されています。
食物繊維には次のような働きがあります。
保水性・・・水を含む性質。うんちが柔らかくなり、かさを増してくれる。
粘性・・・水に溶けるとゲル状になり、腸を刺激してくれながら腸管をゆっくり移動する
吸着性・・・コレステロールや食べ物の有害物質を表面に吸着し、うんちとして排出。
発酵性・・・食物繊維の一部は善玉菌によって分解・発酵。その結果腸内が酸性になり、腸が健康的になります。
腸を元気にしてくれて便秘解消にとても有効な食物繊維ですが、現代の日本人の食物繊維摂取量は極端に減っていますね。
1955年頃は、1日平均
22g摂取していたと言われていますが、現代は約
14g。
食物繊維を意識せずに食事をしていると、まず食物繊維不足に陥ります。
食物繊維は野菜や果物に多く含まれているのですが、子供って基本的に野菜嫌いですよね。。
中でもピーマンやセロリなどは、子どもの舌には毒と認識してしまうため、なかなか食べることができないんですよね。
しかし、調理をするなどして、うまく食物繊維をとっていかねばなかなか便秘もよくならないのが現実です。
親が食物繊維不足だと、子供も当然同じものを食べるわけですから、食物繊維不足になります。
では一体、どんなものに食物繊維が豊富に含まれているのでしょうか?
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